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皆さん、ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
どこかへ旅行に行かれた方、遠方の友人と久しぶりに過ごされた方、成人式で晴れ姿を披露された方もたくさんいらっしゃったことと思います。
私も先日、久しぶりに会いにきてくれた友人と、樹下美術館へ行ってきました。

美術館の裏からの景色

ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、地元ゆかりの作家、斎藤三郎さんと、倉石隆さんの作品を見せてくださる個人美術館です。

大好きな三郎さんの作品を見せていただけるのも嬉しいのですが、小さな宝石箱のような美しい空間が最高の癒しを与えてくれる、お気に入りのスポットです。

ゆっくりと作品を鑑賞したあとは半地下に作られたカフェでまったり。


隠れ家みたいな雰囲気が素敵です。

低い目線で眺める手入れの行き届いたお庭も、木々が芽吹き始めてとてもきれいでした。

カメラを忘れてしまい、友人から借りたカメラで・・・ブロガーだと笑われました

コーヒー・紅茶とケーキをお願いしたら、好きなアンティークカップに淹れてくださいました。



後で、展示してあった三郎さんの湯のみでもお茶をだしてくださり、使って堪能させていただける心遣いに感激しました。

実はカフェでおしゃべりをしていたところ、さり気なく館長さんが入っていらっしゃって、色々お話してくださり、写真もとってくださいました。
後で送ってくださった写真を見たら、二人ともとってもいい笑顔四葉

この贅沢なひとときを作り出して下さった心意気を感じさせてくださる、素敵な館長さんでした。





言わずと知れた新潟の銘酒「雪中梅」の蔵元、丸山酒造さんにおじゃまさせていただきました。
100年以上経過した大変趣のあるお宅で、周りに広がる里山と一体になった佇まいが素晴らしいです。

実は今、茅葺屋根の葺替え真っ最中との事で、その作業を見せていただきました。



雪国なので、屋根が凍ったり雪と一緒に茅が滑り落ちたりで傷むことも多いそうです。毎年少しずつ葺き替えるとの事ですが、茅場で茅を育てるところから、屋根を葺いて切りそろえるところまで、考えると大変な作業です。

縁側できれいな苔庭を見ながらお茶をいただいていると、さわやかに吹き込む風とともに、ほこほこと土のあたたまった里山の匂いがして、とても幸せな気持ちになりました。トントンと茅をたたく音も耳に心地よいです。
雪国の美味しいお酒もこの佇まいも、ずっと守られて来られた事を思うと頭が下がる思いでした。


ここ二日ほど、久しぶりにいいお天気が続いて庭木がいっきに芽吹いてきました。
観桜会のイベントも終わり、ほっと一息。
暖かかったので、お庭にテーブルを出してティータイムを楽しみましたコーヒー

名付けて”小川カフェ”

遊びに来てくれたお友達の妹さんが作られた、プロ並みのおいしいケーキケーキと、私の手づくりプリン(焼き加減が微妙で半生だった)を食べながら、話しに華を咲かせていると、どこからともなく桜の花びらがひらひら・・・。
非常にゆったりした気持ちになりました。




24日まで、観桜会の期間中当店2階で、町家の屏風展を開催しています。



こちらの屏風は最近求めたものですが、あとはうちの二代目、三代目が集めたもので、昭和10年の大火の際、蔵にあって助かった屏風です。



婚礼用・法事用・お客様がいらしたときのもの・枕屏風など、どれも生活に必要でそろえたのだと思われます。
昔は冠婚葬祭、皆家でしていたのでしたね・・。
祖母は、奥の孔雀の屏風の前で、結婚式をしたとのこと。

六歌仙
今はなかなか使う機会がなく、私も初めて目にするものがいくつかありました。

屏風は平面でないので、見る角度のよって景色に奥行きが出たり、人物画だけになったり、草花の絵だけになったり、表情が変わって面白いです。

観桜会、町家歩きのついでに、ぜひ見に来てください。



東京へ仕入れに行ってきました。
一日、高田から東京まで雲ひとつないお天気で、妙高山も、アルプスの山々も、富士山も、朝日の中、白銀に輝いて見事でした。(残念ながら写真は撮れませんでしたが・・・)

Nさん写真ありがとうございます<img src=">
スカイツリー、すごい存在感です。もう完成間近。華奢に見える柱も、間近でみるとすごい太さです。

東京は放射能や計画停電で大変だと思うのですが、みなさんこちらの心配をしてくださいました。

素敵な小物を色々見てきました。随時お店に並びます。お楽しみにハート




今年はレルヒ少佐が高田にスキーを伝えて百年目!
レルヒさんてぬぐい染めてもらいました。

一枚1000円です

おがわやオリジナルですハート



未曾有の大震災以来、日本中が心を痛めて落ち着かない毎日です。
多くのイベントが自粛・中止される中ですが、被災地に義援金を送ろうと、26日から28日まで、雁木通りプラザで淡交会のチャリティー茶会が行なわれています。
今日は青年部がお席をもちました。

しかし、朝起きるとこの雪!


もうすっかり春だとタイヤも交換し、冬囲いも外した矢先の事で、冬に逆戻りしたような光景にあたふた汗
きものの上にもんぺを履いて会場へ向かいました。

今回はお茶を知らない方にも気軽に入っていただけるお席ということで、野点に見立てた立礼です。
御園棚のお手前はもちろん、お茶会でのお手前も初めての私・・・かなり緊張ぎみです。


お花は万作、菊咲一華、それに復興の気持ちを込めて、富貴草を入れました。


雪で足元の悪い中、本当にたくさんの方に来ていただきました。


お茶はまだまだ知らない事ばかりですが、社中の違う皆さんと色々考えながら開いたお茶会、とても楽しく、とても勉強になりました。


最近思いがけず降雪が続いて、三月と思えない雪景色ですが・・・
庭のふきのとうは、今年もちゃんと春を感じて出てきました。



今より数倍雪の多かった子どもの頃など、一冬越えて、初めて雪の間から顔を出しているふきのとうを見つけると、心が躍るように嬉しかったものです。

このあと煮物につけて春の香りを楽しみました。


まだ朝方は冷え込みますが、ピンと張った空気の中にもふと春の香りを感じるようになりました。
街中にも桃の花やお雛様が飾られて、雅やかな気分になります。

先日JCVで紹介されていた光源寺さんのお雛様を見せていただきに行ってきました。



お部屋に入れていただくと、その大きさ、立派さに圧倒されました。
内裏雛も供揃いも8寸程はありそうな大きさ、座っている畳にも立派な化粧が施されていて、元は身分の高い人の持ち物ではないかということです。
定かではありませんが、享保雛と言われているそうで、少しほっそりした品のいいお顔立ちでした。

お道具類も、少し小さいながら、実際に使えるのではないかと思えるような見事な作りで、まったく手を抜いていない細やかな細工が美しかったです。

以前は実際にお料理をつけていたのだそうです。







光源寺さんにこのお雛様を寄進された方は、ご実家が高田の遊郭のお嬢さんで、嫁ぐときに三組あったうちの一組をもらっていったとのこと。
「そのときすでに古い古いお雛様でした」とおっしゃっていたそうです。

おそらく江戸時代の職人さんに手をかけて作られて、色んな人の手に渡って大事にされ愛でられてきたのでしょう。そんな色んな人の思いの感じられるお雛様でした。


本町コンシェルジュ企画のツアーにご一緒させていただいて、高田駐屯地の資料館を見せていただきました。
100年以上経つ当時の建物を、倉庫や資料館として大事に使っていらっしゃることは昔から聞いていましたが、なかなかあの鉄格子を開けてもらって中に入る勇気はありません・・。
そんなわけで、中に入るのは初体験です。



明治39年に建てられた建物。旧陸軍当時は将校の食堂・集会場として使われていたそうです。
屋根は瓦からトタンに変わってしまいましたが、レンガ造りの基礎など、当時の面影を残していて、趣のある外観でした。


隊長さんが丁寧に説明してくださいました。

蒋介石が高田にいたころ残した手紙や書、山下清が駐屯地を訪れた際に、マジックでサラサラと描いた絵などの他、歴代将校の写真など見せていただきました。
そして、今年はレルヒ少佐が高田でスキーを伝えて100年目ということで、レルヒ少佐を高田に招き、スキーの普及にも大きく貢献した長岡外史の生前の資料やデスマスクも、遺族の方からお借りしたとの事で、展示されていました。

あのトレードマークの見事な髭も、きれいに型をとられていました。お話しによると、油等で固めたようです。
実際に使われていたものや墨跡を見せていただくと、当時の様子がとても身近に感じられました。

資料館には事前に電話を入れれば、入れていただけるそうです。


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きものの小川
新潟県上越市本町7-3-22 Tel 025-522-3400
営業時間10:00〜18:00 日曜・祝日10:00〜17:00
不定休(仕入などで年に数回程。お休みを頂くときはブログでお知らせ致します。)

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