「凛のさらさ・いろいろ」展、16日(水)まで開催中です。
インドのムガシルクやタッサーシルク等の生地に、木版染めや刺繍、カンタ刺子を施した、エキゾチックなアイテムをご紹介しています。
(バッグやクッションカバー、ショールなど、日常使いの小物もたくさん揃いました
)
インドの野蚕糸(野生の蚕の糸)は、日本の家蚕糸と違い、初めから美しい黄金色をしています。気候や食べ物が違うと、蚕の特徴も随分変わってくるのですね。
日本の蚕は桑の葉を食べますが、インドの蚕は香木や沙羅双樹の葉を食べるそう。糸が不均一で細く光沢があり、織り上げると味わいある生地になります。
また、強い紫外線から身を守る為に作られた繭の糸は紫外線カット率約94パーセント!日傘も軽くてオシャレなだけでなく、機能性もバッチリです。
ショールいろいろ。軽い生地ですが、身に纏うと空気を含んであたたかいです。お着物にもお洋服にも。
日本には古くから更紗が渡来し、大名等が好んで茶道具の包みなどに使ってきました。そんな更紗はきものや帯になっても、とても雰囲気が合うのですね。
日本で根付いた古渡更紗は品が良く、インド更紗は、大胆で個性的で色も鮮やか、楽しいものがたくさんあります。
(茶杓入れ、数寄屋袋、袱紗入れなど)
コーディネート次第でちょっとしたフォーマルまでお使いいただけますし、楽しんでお着物を着たい方、お着物で遊びたい方にはとてもおススメです。