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お庭が美しい武蔵野酒造の楽酔亭で、恒例のお馬出し塾が開かれました。
いつもはお馬出しにある竹原旅館が会場ですが、今回は広い会場で、たくさんの方が集まっていました。



着物を着ている人もちらほらと。
実はお馬出し塾では、着物を着ていくと参加費の内500円のキャッシュバックがあるのです。
着物好きにとっては、着物で遊べる絶好の機会です。

今回のテーマは、ズバリ”お馬出しについて”です。江戸時代、高田城が築城される前のお馬出しの地形に始まり、お馬出しの役割や維新後の推移、それに伴う賑わいについて、たくさんの資料を交えてお話を伺いました。


・・・そして、しっかりお勉強した後はお楽しみの第二部が待っていますビール



手作りの美味しい御料理をいただきながら、参加した人達と楽しくおしゃべりしたり、街について熱く語ったり。

今回は蔵元が会場なので、蔵出しの日本酒が振舞われました。


ピリリとした舌触りで、非常に澄んだ味で美味しかったです。

来年2010年は3月上旬に第14回が開かれるそうです。テーマは「高田城開府400年」に向けて「高田城の歴史」についてです。




高田世界館で、上越市男女共同参画推進センター主催の地域フォーラムが開かれました。
講演者は、小布施の街を歴史的な建造物を残しながら修景するなど、精力的に魅力的なまちづくりを行っているセーラ・マリ・カミングスさんです。
冗談も交えた流暢な日本語で、小布施の街で活動してきた想いを語って下さいました。

既に作られなくなった木桶仕込みの酒を復活させようと、”もう作れない”と言い張る職人さんに頼み込んで桶を作ってもらったり、損得感情にながされず、いいものを残したり、職人を育てるなど、非常に前向きに活動されていて、聴講しているだけで元気が沸いてくるようなお話でした。

今の日本人が”時代の流れだからしかたがない”と諦めてしまうところを、セーラさんは決して諦めないのですね。
古いものを昔の遺産として残すのではなく、今に活きる形で残していらっしゃるところや、まったく不可能と思われる事でも可能にしてしまう、アイデアと、情熱と、不屈の精神がすばらしいと思いました。



講演会の後には懇親会も。せっかくなので町家を使いたいという主催者の意向で、
うちの二階にて開かれました。
懇親会には、上越の町おこしをがんばっている方々も参加されて、和やかな雰囲気のなか、また色々なお話を聞かせていただきました。









今日は12月1日・・ということで、またまたよってきないに出かけました。

いつもの雁木通りを歩いていると・・・


剣山を逆さにしたようにびっしりと下がる大根!
前の大根は早々に取り込まれ、第二弾が下がっていました。


大根菜も。沢庵の上にかぶせるんですよね。

よってきないに着くと、「昔はみんな100本単位でたくさんつけて年中食べたので、これが当たり前だったんだけどねー」との事。
昔は大根に吊るすための穴を開けるのが子供の仕事だったのだそうです。


さて、お待ちかねの今日のご飯は・・・


銀杏たっぷりののっぺですlove 分厚い卵焼きも。今日は豪華です。



・・・でも、なんだかとなりの母の卵焼きが大きいなぁ・・・と気になってみたり。

昔、妹とおかずが多い少ないでケンカしたのを思い出します。
懐かしい郷愁の味ですね。

この間はコーヒーだったので、今日は最後にお抹茶をいただきました。



28日、29日と大町の旧師団長官舎で「挿花萌の会」の花展が開かれました。


私も習い始めて半年ちょっとですが、お花を出展させていただきました。
萌の会のお花は特に決った型がなく、自然の野の花を自然のままに生けるのですが、今回は会場が明治時代の洋館ということで、少々洋を取り入れた形になりました。

階段に葡萄が巻かれたり、クリスマスツリーや柊、バラなども生けられ、ピカソの絵がさりげなく掛けられたりして、非常にモダンな空間になりました。
紅茶又はコーヒーコーヒーにお菓子付きです。お菓子はフランスから取り寄せられたマカロンとカヌレ。
本場の味はとっても美味しかったです。


秋も深まり、皆さんあちこちで大根を干し始めました。



この風景、高田の秋の風物詩ですよね。
最近あまり見られなくなったような気がしていましたが、朝雁木通りを歩いていると、意外にもたくさんぶら下がっていて、嬉しくなりました。

   
写真よりもっともっとたくさんあるのですよ。

大根の他にも・・
 
芋がら ズイキですね。 干し柿 昔はおやつによく食べました。

こうして色々なものを干して保存食を作るのは、昔から冬、雪に閉ざされてきた高田の人々の知恵なのですね。



先日、上越教育大学で上演された人形浄瑠璃、「越後國柏崎 弘知法印御伝記」を見に行ってきました。

   

この演目は古浄瑠璃で、日本では失われていた本が、昭和37年に大英博物館で発見され、300年ぶりに上演されることになったものです。
五智国分寺で行われた奉納上演に行けず、残念に思っていたのですが、思いがけず上教大の方で呼んでくださり、楽しみにしていました。

柳の前 
弘和法印

弘知法印が発心、出家して即身仏になるまでの六段全てが上演され、かなり長かったのですが、最後まで話しが次々展開し飽きませんでした。
一人遣いですが、娘が一瞬で魔王になったり、剣が飛び回ったり、熊やらオオカミやら、大蛇やらが出てきたりで、からくりが多く、視覚的にも面白かったです。

・・それにしても、実際の弘智法印はどんな想いで即身仏になったのでしょうね・・。
南北朝時代、だんだん世が乱れてきたのを憂いたのでしょうか。
並々ならぬ信仰心が、即身仏を作って、浄瑠璃や書物に遺されて、今でもこうして人を惹きつけるのだなぁとしみじみ考えてしまいました。







昨日、聖公会紅葉幼稚園で子供達の作品展とバザーが開かれていたので、覗かせてもらいました。


ここは私も子供の頃にお世話になった幼稚園です。
久しぶりでとっても懐かしいのですが、なにもかも小さく見えてちょっと不思議な感じでした。



手作りのパンやケーキの他、もうすぐクリスマスなので、リースや飾りも売っていました。

奥にお御堂のある教会部分は、昭和の初めの建築です。
カトリックの幼稚園なので、欄間や窓ガラスの装飾がとっても美しいです。


スカシの入った瓦屋根。黒い部分は欠けたり飛んだりしたのを修復した跡なのだそうですが、自然になじんで装飾の一部みたいです。


今日は久しぶりに仲町のおしゃべり処”よってきない”に行ってきました。
 雁木でお野菜も売っています。お野菜50円 サトイモ100円!

毎月1のつく日(31日はお休みみたいです)に、旬の食材で手作りのおいしいご飯を食べさせてくださる、大変庶民的でアットホームなご飯処です。
仲町のおかみさん達が2年前に立ち上げられて、今ではすっかりこの街の憩いの場になっています。

今日のご飯は・・焼きサバに、両面焼き目玉焼きに、しめじのあんかけ、大根菜のお味噌汁などなど。
これでたったの300円なのです。 

食後にコーヒーかお抹茶もいただけます。ここでいただくコーヒーはまろやかでとっても美味しいのですが、お伺いすると、お向かえのお豆腐屋さんで使っている井戸水で入れているとのこと。


ここのいいところは、一人でぶらりとよっても、他のお客さんと合席して、分け隔てなく楽しくおしゃべりができるところです。
隣の人と今日のご飯をいっしょに楽しんだり、街の情報を交換したり、そんなほっとする空気がとっても心地よいのです。


御代はこちらに~







今日は町内にある宇賀魂神社のお祭があり、境内に町内の皆さんが集まりました。
 ちっちゃなお神輿です

今年で三回目になるこの集まり、お祭に合わせて・・・実は宴会ですビール
具沢山の美味しい豚汁や、手作りのお惣菜で乾杯しました。



普段、なかなか顔を合わせる機会のない町内の方々と、楽しくおしゃべりができるのは、とても嬉しいことだと思います。


ところでこの宇賀魂神社、小さいお宮さんではありますが、江戸時代に作られた道標があるのは存知ですか?
昔は奥州街道と加賀街道の交差点に建っていました。
”右おヽしう道 左かヽみち”と書いてあります

この道標を横から見ると・・・人面岩に見えるのは私だけでしょうか・・・。



そういえば、昨日は雲間から月が見えましたね。
皆さん、お月見はできましたか?



北本町の八木酒舗さんで、19日から23日まで、「Sow GLASS ガラスの中の宇宙展」が開かれました。

拳大の大きなものから、ペンダントトップになるような小さなものまで、ひとつひとつの作品の中に、吸い込まれそうな小さな宇宙が広がっています。
 裏は二次元の宇宙です

特に白色系の強い光があたると、中の宇宙が浮き上がって、非常に神秘的でした。

ボロシリケイトグラスという耐熱ガラスを2500℃の炎で溶かして作るのだそうです。
中で光る星も、様々な鉱物などの材料を配合されているとか・・・

宇宙の他にもふわりと浮かぶ海月や、透き通るような花弁が広がるフラワーなど、素敵な作品がたくさん置いてありました。

なにより作品を作っていらっしゃる早川和明さんが大変柔和な方で、心のこもった素敵な展示会でした。

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きものの小川
新潟県上越市本町7-3-22 Tel 025-522-3400
営業時間10:00〜18:00 日曜・祝日10:00〜17:00
不定休(仕入などで年に数回程。お休みを頂くときはブログでお知らせ致します。)

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