きものの小川
お店の紹介
きものの小川
お知らせ
ちょっと聞きたい
きものあれこれ
 
 

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31   
<<前月 2024年10月 次月>>

 

 

●管理画面
 

トップページへ


11月12日、13日の2日間、上越文化会館にて、「市民創作劇 高田瞽女唄芝居-瞽女待つ山里-」が上演されました。

それにあわせて、斎藤真一の絵画161点を上越市に寄贈してくださった池田敏章さんと、瞽女の研究家、市川信夫先生による対談が行なわれました。


会場に展示された数々の絵にまつわるエピソードも交えながら、高田瞽女について、その瞽女に魅了された画家、斎藤真一について、また池田さんの絵に対する想いについても語ってくださいました。

斎藤真一の絵に出合ってから、人生をかけて絵を収集され、斎藤真一や瞽女について研究をされてきた池田さんの、寄贈にまで至った想いを、私がこの場で語ることはできませんが、絵は上越市に寄贈されたけれども、それは上越市のものになったというだけのことではなく、400年続いた瞽女文化を後世に伝えていく貴重な財産として、万人に開かれるものであってほしいという願いは、私達が今一番重く受け止めなければならないことだと思いました。





対談が終わった後、皆さんあらためてじっくりと絵を見ていらっしゃいました。
油絵の他に、エッチングやペン画もあり、油絵とは全然絵の印象は違うけれども、なんとも言えない色合いの絵や、瞽女さんの人柄が感じられる味わい深い小さなペン画など、素敵な絵がたくさんありました。
すべての絵が公開される日が、大変待ち遠しいです。





外では瞽女さんの生前の生活を写した写真パネルを展示。
何度も拝見していますが、写真から伝わってくる直向な生き様に目が吸い寄せられます。

対談の後、お芝居も見せていただきましたが、非常に面白かったです。
今の上越市、すべての地域に深く根付いていた「瞽女」がこれから上越市の財産になってくれるように、私たちも活動を続けていきたいと思います。


毎年恒例の「あわゆき読みかたり」 今年も8月28日に開催します。
会場13:30 開演14:00 昔懐かしいアイスキャンデーと飲み物付き。

今日は皆で集まって、最後の練習です。



今までは高田小町の多目的ホールをお借りしていましたが、今年は高田世界館に昇格しました。
すっかり身近になった世界館ですが、何度見てもいい雰囲気。読みかたりにもぴったりです。
大きな会場なので、皆声を張り上げて、一生懸命練習しました。

今年の演目は宮沢賢治、芥川龍之介など親しまれているお話しの他、アルツハイマー病をとりあげたものや、大震災の津波にあった子どもたちの作文集も紹介します。効果音などの工夫もいっぱい音符
子供たちはもちろんですが、大人の方にも楽しんでいただけると思います。

お時間のある方、ぜひ遊びにいらしてくださいぶた

詳しくはこちら↓
http://www.awayukigumi.com/info/details.php?id=23


まだ朝方は冷え込みますが、ピンと張った空気の中にもふと春の香りを感じるようになりました。
街中にも桃の花やお雛様が飾られて、雅やかな気分になります。

先日JCVで紹介されていた光源寺さんのお雛様を見せていただきに行ってきました。



お部屋に入れていただくと、その大きさ、立派さに圧倒されました。
内裏雛も供揃いも8寸程はありそうな大きさ、座っている畳にも立派な化粧が施されていて、元は身分の高い人の持ち物ではないかということです。
定かではありませんが、享保雛と言われているそうで、少しほっそりした品のいいお顔立ちでした。

お道具類も、少し小さいながら、実際に使えるのではないかと思えるような見事な作りで、まったく手を抜いていない細やかな細工が美しかったです。

以前は実際にお料理をつけていたのだそうです。







光源寺さんにこのお雛様を寄進された方は、ご実家が高田の遊郭のお嬢さんで、嫁ぐときに三組あったうちの一組をもらっていったとのこと。
「そのときすでに古い古いお雛様でした」とおっしゃっていたそうです。

おそらく江戸時代の職人さんに手をかけて作られて、色んな人の手に渡って大事にされ愛でられてきたのでしょう。そんな色んな人の思いの感じられるお雛様でした。


本町コンシェルジュ企画のツアーにご一緒させていただいて、高田駐屯地の資料館を見せていただきました。
100年以上経つ当時の建物を、倉庫や資料館として大事に使っていらっしゃることは昔から聞いていましたが、なかなかあの鉄格子を開けてもらって中に入る勇気はありません・・。
そんなわけで、中に入るのは初体験です。



明治39年に建てられた建物。旧陸軍当時は将校の食堂・集会場として使われていたそうです。
屋根は瓦からトタンに変わってしまいましたが、レンガ造りの基礎など、当時の面影を残していて、趣のある外観でした。


隊長さんが丁寧に説明してくださいました。

蒋介石が高田にいたころ残した手紙や書、山下清が駐屯地を訪れた際に、マジックでサラサラと描いた絵などの他、歴代将校の写真など見せていただきました。
そして、今年はレルヒ少佐が高田でスキーを伝えて100年目ということで、レルヒ少佐を高田に招き、スキーの普及にも大きく貢献した長岡外史の生前の資料やデスマスクも、遺族の方からお借りしたとの事で、展示されていました。

あのトレードマークの見事な髭も、きれいに型をとられていました。お話しによると、油等で固めたようです。
実際に使われていたものや墨跡を見せていただくと、当時の様子がとても身近に感じられました。

資料館には事前に電話を入れれば、入れていただけるそうです。



普段は娘が担当するブログですが、昨日いった高田公園が
あまりにきれいだったのでアップしてみました。



三層櫓にも登ってきました。
上から眺める雪灯篭の明かりの列がとても幻想的でした。




今、高田の至る所、一斉雪下ろしのピークです。
雪下ろしをしている皆様、大変お疲れ様です。



屋根に乗っているとあまりよく分からないのですが、こうして道路に落としてみるとかなりの量!。
ここ数日のお天気で随分溶けたかと思ったのですが、逆に雪が重くなって大変そうでした。






おかげで数日前からうちの前も通行止めになり、車一台通りません。人も通らないので静か過ぎるくらい静かです・・。

でも、皆様、きものの小川に行きたいと交通整理の方に言って頂ければ車も通してもらえますので・・・・・!。


PAGE TOP ↑


 

きものの小川
新潟県上越市本町7-3-22 Tel 025-522-3400
営業時間10:00〜18:00 日曜・祝日10:00〜17:00
不定休(仕入などで年に数回程。お休みを頂くときはブログでお知らせ致します。)

Copyright © Kimonono ogawa