きものの小川
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今日はお年とり。昔から大晦日はご馳走、お正月はシンプルが当たり前だと思っていたら、この地方特有なんですよね。今日は昼間からずっとお料理の準備。浸し豆に煮物にお刺身に・・家族だけで囲む食卓では一年で一番のご馳走です!



昔は、”年末は年越し蕎麦”という他の地方の習慣をそのまま鵜呑みにし、ご馳走を食べた後に、年越し蕎麦も食べるという、大変贅沢なことをしていましたが、”忙しいから蕎麦だけで済ます”という理由を見直し、現在はご馳走だけです。

お腹もいっぱいになった頃、久しぶりに帰省した妹からお土産が・・



大阪のスカイビルで開催された、ドイツのクリスマスマーケットで買ってきてくれた香炉。お香の煙が煙突からモクモクしてとってもかわいいです。

・・そして、このお土産に触発されて母が出してきたキャンドルも。



幼稚園の頃、お土産に買ってきてくれたそうですが、まったく覚えていません・・。
母のお土産はいつもこんな感じで、子供の頃から素敵なものを買ってきてくれたんだな・・と思うのですが、やっぱり小さい頃は、ぬいぐるみとか、キティちゃんとか、キキララが好きなんですよね。
その時にこの素敵さに気が付けなくて残念~汗

今日は最後まで家族団らんで過ごしました。
皆さまもどうぞ、よいお年をお迎えください。


今日のお茶のお稽古でいただいた干菓子。ひと箱残ったのを最後にいただいてきました。
12月の時期に、こんなお菓子を出していただくと、それだけで嬉しくなります。





今年の雪は早いですね。お庭がうっすらと白くなり、いよいよ冬が来たかと身を引き締める今日この頃。
けれど雪が降るのは外だけとは限りません…!帯の中でも雪はシンシンとふりつもり、雪だるまがコロコロと転がります。
こんな帯をキュッとしめたら、厳しい冬も楽しく過ごせちゃうかもしれません。




11月の展示会企画で、みなさまに染めていただいた帯が出来上がってきました!!
私もお客様と一緒に、自分用の帯を染めさせていただきました。


こんな風になりました!

インパクトのある柄のわりに、ヒョウを真っ黒ではなく墨黒にしていただいたおかげで、柔らかく締めやすい雰囲気になりました。

後で欲を出してかまったために、はみ出したところはどうなったろう・・と、片目を開けて覗いてみると・・・そちらもすっかり綺麗に仕上げて頂いておりました。



腹の柄にもちっちゃいヒョウを入れてみました

筆の跡やムラになったところもありますが、そのへんは、自分で染めた印みたいなもので・・なんだか愛しく思えるものなのですね。
お客様が染めてくださった帯も、皆さんそれぞれとってもステキになっていました。
今後もまた、こんなふうに作品ができるような、楽しい企画も考えていきたいと思います。

さあ、どこに締めて行きましょう!仕立て上がる前から、あれこれ思案中です。


先日東京へ出張して、ガラス作家西川孝次さんの作品をいくつか入れさせていただきました。色が美しいビンは、飾っておくだけでなく、デカンターにしてパーティーの演出や、一人のみの贅沢に・・。手前の小さなビンはワンカップのお酒が入るくらいの大きさ。冷蔵庫で一人分冷やして、毎晩楽しむのにおススメです。
ショットクラスやワイングラスも楽しいものがいっぱい揃いました。

年明けには、また別の作家さんの器展をさせていただければと思っています。これから白一色の世界になりますが、お店はカラフルに彩る予定です。冬の気分転換に、ぜひお出かけください。




ここ数日の強風のなか、父が頑張ってくれたおかげで、無事に雪囲いが終わりました。モミジとやまぼうしが色づき、今年初めて干す大根と柿も合わさって、お庭に風情を感じさせてくれます。今年は大雪とのこと…今からいろいろ心配ですが、車もスノータイヤに履き替えて、あとは冬を待つだけです。




久しぶりのいいお天気です。
柿とサツマイモを干しました。柿の皮は漬物用。







柿は渋かったので問題ないですが、芋の方はついついつまんでしまい・・ちゃんと干し上がる前に、すでにスキマが・・

太陽のパワーで美味しくなりますように!



みなさんこんにちは!きものに関してはど素人(泣)の次女…乃里です。

今日は上越に戻ってきて初めての展示会…これは勉強のチャンス!とばかりにしっかりお話を伺ってまいりました。
今回お話を伺ったのは、加賀友禅の技法を使った「草木染」について。すでにいろいろご存知の方も、私と同じく真っ白な方も、最後までお付き合いいただけると嬉しいです^^

ではでは、まずは最近のおきもの事情から。

最近のきものは、科学染料を使い、インクジェットプリントで作られるものも少なくないのだそうです。一枚一枚心をこめた手作業でないのは少し寂しいですが、価格やスピードなどのメリットを考えると、現代らしく手にしやすいきものなのですね。

そんな風にきものが変化していく中で、草木染にはどんないいところがあるのでしょう。科学染料と比べると、どんな違いがあるのでしょうか?

まず一番の特徴は色合いです。
草木からとった染料は、光の波長が緩やかなカーブを描き、とてもやさしい印象を与えるんだそうです。科学染料ですと、カーブがギザギザとしてビビッドな印象になるんですね。

また、草木染は生きた植物から色をいただいていますから、温度や湿度によっても色が変化します。なので同じように調合しても、完全に同じ色にするのは至難の業…。
それでも着物をつなぎ合わせたときにつなぎで色が変らないよう、調整に調整を重ね、短いもので3ヶ月、長いものでは半年、染めに時間を費やすのだそうですよ!

そう、色を作るのってとっても大変なんです。
それなのに「完全オリジナルやってもいいですか~」なんてわがままを言ってしまった私たち…。その裏ではもしかしたら職人さんが泣いていたかもしれません。。

さて、そんなふうに時間をかけて大事に作られる草木染にも、じつは致命的な弱点がありました。それは「色あせやすい」ということ。
昔のことですが、出かけるときは染まっていたおきものが、帰るころにはまっしろ…なんて逸話もあるようです。

しかしそこは研究に研究を重ね、今ではとても色あせにくくなっているとのこと。一安心ですね!


やさしく柔らかな印象の草木染。
地の色を変えた琥珀染、雪椿染などの種類もあり、また最近は、星空をモチーフにしたファンタジックな柄などもあって、見ていてとても楽しいですよ!

今日もふらっと通りすがりに見ていかれた方がたくさんいらっしゃいました。ぜひいろんな方におきものの魅力を知っていただきたいです。

はんなりの会は明後日11日(月)までです。みなさま、どうぞよろしくお願い致します~!






昨日から3日間、はんなりの会では、加賀友禅での染帯体験をしております。
職人さんにご指導いただきながら、自分だけのオリジナルの帯の染色に挑戦です!

お客様にはあらかじめご用意した図案のなかからお好きにレイアウトしていただいていますが、今回は無理を言ってまったく自由な柄にも挑戦させていただきました。



こちらが染める染料。草木の染料を使っています。見るとどれも真っ黒。
染料も筆も番号で識別しています。間違えないように・・・汗



まずは練習から…
にじみすぎたりムラになったり、む、むずかしい~!


水彩画のようにはいきません。きれいに塗ったつもりが、あとになってじわじわ~と滲んできます。防染の為に糊置きしていますが、その線もかる~く超えてしまいました汗
筆に含ませる染料の量を場所によって調節しながら、染料を生地に落とす感じで染めていきます。


台に生地を張って、いざ本番!下から電熱線で温めているので、滲みはおさえられますが、手早くしないと広い面など、筆の跡が残ってしまってこんどはムラに・・。
今回も実際にやらせていただいて、職人さんの凄さをヒシヒシ実感しました。




割り玉だけ完成です。最後に欲を出して、ムラを直そうとした結果、滲みました・・・・・涙。やはり余計な事を考えると、いい結果にならないですね。
黒ヒョウは面が大きいので、後でまわりを厚く防染してから、刷毛でいっきに染めていただくことになりました。


こちらは腹の柄。この後は、この柄を糊で伏せて、地色を染めていただきます。どんな雰囲気になるか・・楽しみです。



☆’25秋 はんなりの会開催中です!☆

本日9日(土)から11日(月)まで、きものの小川2階にて展示会を開催しています。
ふだんはあまり見ることのない帯やおきもの、ちょっと覗いてみませんか?
「展示会は苦手!」とか「買わないのに見ていいのかな?」なんて思う方も、気軽にいらしていただいて大丈夫です^^
本日は帯の染付けをしているところも見学できますよ~!
お散歩ついでにお出かけついでに、ぜひぜひお立ち寄りくださいませ。



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きものの小川
新潟県上越市本町7-3-22 Tel 025-522-3400
営業時間10:00〜18:00 日曜・祝日10:00〜17:00
不定休(仕入などで年に数回程。お休みを頂くときはブログでお知らせ致します。)

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