きものの小川
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もう今年も残すところわずかになりました。
こちらに来て1年を振り返るのは早いものでもう2回目、今年もたくさんの方々にお世話になりました。ありがとうございました。

この季節になると毎日空はどんより雪ですが、お店の中はお正月に向けて華やかになりました。

毎年この万年青を活けると、今年も最後だな・・と。
去年は燕口が小さく収まらず、カラス口になってしまいましたが今年はどうでしょう・・。


獅子舞。お正月に飾ると存在感があってとってもかっこいいです。


富士山で一杯いかがでしょうお酒

 
タペストリーにポチ袋。子供たちには一大イベントですね。







そして、来年の干支のうさぎ達。可愛いうえに、年賀状にも描きやすくて嬉しい動物です。
雪国らしく雪うさぎを飾るのもいいかもしれませんうさぎハート


10’秋 はんなりの会を、24日から26日まで、当店2階で開催中です。
スタイリッシュなコーディネイトができるものを中心に、型染めのきものや帯、結城紬など展示しています。


今回は京都から、型染めの若手職人さんに来て頂いて、型染めの実演をしていただきました。

空気が入らないように、生地目を通して張って行きます。


刷毛に含まれる染料の量を調節していきます。摺るより刷毛を作る方に時間がかかることもあるのだそうです。


型に掘られた小さな印(ホシ)に合わせて寸分違わず型を合わせていきます。
一ミリの誤差でも、反物一反染めると柄が大きく曲がってしまう繊細な仕事です。


鹿の毛で作られた刷毛で染めていきます。微妙な力加減で雰囲気がまったく変わってきます。

手仕事だからこそ出る微妙な濃淡や線の丸みなどから、深みや味わいが生まれてきます。
ほんの少しでも、普段見ることの出来ない板場の仕事を見ていただいて、きものがどんな風に作られていくのか知っていただけたら嬉しいです。






明日8日から11日まで、当店2階で、北海道の池田さんが収集された、斎藤真一の絵を展示します。

池田さんのコレクションを展示させていただくのは、今回で3回目。
斎藤真一は高田瞽女、杉本キクイさんの元を何度も訪ねてそのお話しを聞き、瞽女の絵をたくさん残していますが、今回は3回目ということもあり、瞽女ではない絵もお借りしています。



なんとも言えない色使いや、独特の画風から、重く訴えかけられてくるものがあります。

お時間がありましたら、ぜひ見にいらしてください。 


今、庭で秋海棠が満開なので、一輪挿しました。

 
今はどこの庭でも見られますが、もとは江戸時代に中国から入ってきた花だそうです。

古い農具をそのまま活かした一輪挿しで、玄関や柱に掛けても面白いです。


今月4日から11日まで、お店で長明子さんのとんぼ玉展を開催しています。

2005年から、毎年この時期にさせていただいて、今年で6回目になりました。
今年は江戸ガラスを再現したレトロな色合いのものや、海月や魚が泳いでいるものなど、楽しい新作を合わせて100点近くを出していただきました。



チョーカー、ペンダントが主ですが、ストラップや帯留め、ピアスなども。


とんぼ玉は、玉そのものから中の様々なパーツに至るまで、すべて元はこのガラス棒です。



バーナーで溶かしたガラスを、ステンレス棒に巻きつけながら玉にしていきます。

お店で簡単な実演もしているので、私も少し作ってみました・・。





相変わらず雨ばかり雨で寒いですが、暦ではもうすぐ6月!
初夏が近づいてきましたね。

お店の方にも夏物がたくさん入ってきました。




大正レトロモダンの綿絽。おススメですハート


浴衣として着てもいいですが、夏のお遊び着として衿をつけて楽しんでもいいですね。



こちらは綿麻。こちらも浴衣や夏着物として楽しんでください。
どちらもお手軽な浴衣値段ですオッケー



待ちに待った桜もようやく開いて、やっと春らしくなってきましたね。
観桜会の期間に合わせて、今年は「ひいな遊び」を開催しています。

少々季節はずれですが、昭和初期のお着物と一緒に、お雛様や市松人形(いちまさん)を飾ってみました。





ここに飾られているいちまさんは着せ替え市松です。
ここにお披露目する前に、足袋を洗ってもらったり、着物にアイロンをかけてもらったりしてお洒落をしました。
 貝あわせで遊んでます。

普段は雑用係りの仕丁(じちょう)さんも、今だけは箒を放り出して酒盛り中です。
 


7日には、昔の振袖を着ての二胡の演奏も聴いていただきました。


観桜会がのびたため、21日まで公開しています。





昨日から開催している’10春はんなりの会で、半衿の型染め体験をしていただいています。
短いながら、伸子張りをした生地に、お好きな染料で染めていただけます。



 

皆さん、大変真剣なご様子。同じ柄でも、お一人お一人染め方が違うので、様々な半衿ができました。


こちらは日本画を専攻していらっしゃる学生さん。
さすが、先入観にとらわれない個性的な半衿になりました。




3月22日から24日まで、春のはんなりの会を開催します。
みなさんに楽しんでいただける型染め体験コーナーを設けました。
工房から直接職人さんが来て、指導してくださいます。
オリジナル半衿をつくってみませんか。実費1500円です。

汚れることはないと思いますが、心配な方はエプロンをご持参ください。




他のお店より少々遅いですが、ようやくうちのお店にもお雛様が出ました。
小さいですが、木製の細かい調度品がそろっていて、眺めていると楽しいです。


こちらは戌筥(いぬばこ)です。犬は安産、多産で産後の肥立ちもよいということで、昔から安産のお守りや幼児の魔除けとして産室に置かれていたものですが、ひな祭りの際には、雛壇にも飾られるそうです。顔は幼児を模しているとか・・。


本来は安産の御札などを入れるそうですが、こちらは開けると中からお雛様がでてきます。


こちらは立ち雛。なんとなく雰囲気が琉球っぽいです。


もうすぐ大きなお雛様も出す予定です。よかったら見に来て下さいね。

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きものの小川
新潟県上越市本町7-3-22 Tel 025-522-3400
営業時間10:00〜18:00 日曜・祝日10:00〜17:00
不定休(仕入などで年に数回程。お休みを頂くときはブログでお知らせ致します。)

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