きものの小川
お店の紹介
きものの小川
お知らせ
ちょっと聞きたい
きものあれこれ
 
 

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<前月 2024年11月 次月>>

 

 

●管理画面
 

トップページへ


今、庭で秋海棠が満開なので、一輪挿しました。

 
今はどこの庭でも見られますが、もとは江戸時代に中国から入ってきた花だそうです。

古い農具をそのまま活かした一輪挿しで、玄関や柱に掛けても面白いです。


いつまでも残暑が厳しかった日々はどこへやら、急に涼しくなりました。
とは言っても、まだまだ健在なのが”蚊”の存在。

小さい分、刺される時に痛くて、刺された後痒いやっかいなヤツです。

ところで、最近この秋の蚊に自分の年を実感させられる事がありまして・・・


(にゃんこ蚊取り線香入れ、お店におりますねこ

あのどこからともなくプ~ンと聞こえてくる蚊の羽音が聞こえなくなったのです。
夏の大きな蚊の低い羽音は聞こえたのですが、秋の小さな蚊は、目の前を飛んでいても聞こえないのです。

アメリカが開発したモスキートで有名ですが、高周波数の音は、年齢とともに徐々に聞こえ難くなり、20代後半をすぎると蚊の出すような高い音は聞こえなくなるとの事。

おかげで夜、蚊の羽音に悩まされる事はなくなりましたが、代わりに刺され放題で痒い思いをしています。




毎日毎日暑いですね太陽 セミも大合唱していて夏真っ盛りという感じです。
そんな夏を満喫すべく、夕方から、高田公園で開催中のオクトーバーフェストに出かけました。

行くとすでに会場は大盛り上がりビール 
ドイツからはるばる来て下さった楽団の皆さんの、陽気な演奏が会場を沸かせています。



夜になるとフラダンスなども披露されました。
フラ・カヒコの古典的な音楽や踊りが、なんともいえない雰囲気で素敵でした。


いつの間にか、隣に座っていた人たちとも仲良しになり、「ブロースト」の掛け声と共にみんなで乾杯。


踊ってます。楽しそうです。


最後は、周りの人たちと「また来年会いましょう~」と言っておひらきに。

よく見るとこのオクトーバーフェスト、お酒のお祭りですが、子供からお年寄りまで家族やお友達と楽しんでいる方がたくさんいらっしゃっいました。
もともと蓮祭りを盛り上げるために、3年前から始められたイベントだそうですが、これだけたくさんの人が集まって、みんなが楽しくいい気分になれる、素晴らしい企画ですね。




最近ツバメを見なくなりました・・。
以前はこの時期になると、雁木の至る所で雛が鳴いていたものですが、糞で汚れるので巣を壊してしまうのですね・・。
仕方の無い事かもしれませんが、ほほえましい夏の風物詩がなくなるのは少し寂しい気がします。



今日はたまたま雁木通りの脇をを自転車で走っていて、巣立っていくツバメに遭遇しました。



すこし不安げな顔です

帰り道、夕焼けがきれいでした。
夕日のあたった雁木、なんとなく昭和のノスタルジーを感じます・・。



今年も風鈴街道の季節がやってきました。

うちも雁木にお手製の風鈴を下げました。
元気が良すぎで飛び出ました こちらは江戸風鈴
金魚の方は音はなりませんしくしく・・・が、時々学校帰りの子供たちが下の鈴をシャラシャラと鳴らしてくれています音符音符音符

暑い日差しの中でも音で涼しさを感じる・・日本人って風流ですね。


先日、カラッと梅雨が明けたと思ったら、急に夏らしくなりましたね。

今日は高田公園で、だんだんと恒例になりつつある二胡の早朝練習があったのですが、そろそろ蓮も咲き始めていると聞いていたので楽しみに出かけました。

朝5時半過ぎ・・空気が澄んで気持ちがいいです

まだ花はポツポツとしか咲いていませんでしたが、開き始めたばかりの花がとてもきれいでした。


こちらは”花火”という名がついた蓮。


外堀もきれいですが、朝は内堀の景色がおすすめです。
朝日が水面に反射してキラキラと輝いています。土塁に植えられた紫陽花が満開でした。



昔はどの家庭にも一枚はあったバテンレース。
うちにも大切にしているお気に入りの1枚があります。

ピアノにかけてみました。


昔は高田のおばあちゃん達が雪で閉ざされる冬に内職のような形で作っていたんですよね。
柄を一つ一つ手で編みつなげて作られるので、非常に手間のかかる仕事です。

昔ながらのものですが、今見てもとてもモダンで素敵love

高田のお土産としても喜ばれそうです。


久比岐能へ行ってきました。



去年は浄興寺さんの境内での薪能でしたが、今年は文化会館で行われました。


薪能ならではの雰囲気も大好きなのですが、文化会館は天候に左右されず、席も決まっているので、着物を着て気持ちもゆったりと出かけました。

舞台から少し遠いので、マイオペラグラスも持参です。
能には不釣合いなアーミー柄

今日の曲は能は「熊野(ゆや)」、狂言は「樋の酒」でした。
「熊野」は大きな動きはありませんが、 シテ・熊野のせつない心情が感じられるきれいなストーリーです。

昔から「熊野松風は米の飯」(「熊野」と「松風」は米の飯と同じくらい飽きのこない名曲である)と言われるほど、人々に親しまれてきたとのこと。とても分かりやすい内容でした。

上越ではなかなか能を見せていただく機会がないので、地元でこんなふうに能が見られるのは非常にありがたいです。



今月4日から11日まで、お店で長明子さんのとんぼ玉展を開催しています。

2005年から、毎年この時期にさせていただいて、今年で6回目になりました。
今年は江戸ガラスを再現したレトロな色合いのものや、海月や魚が泳いでいるものなど、楽しい新作を合わせて100点近くを出していただきました。



チョーカー、ペンダントが主ですが、ストラップや帯留め、ピアスなども。


とんぼ玉は、玉そのものから中の様々なパーツに至るまで、すべて元はこのガラス棒です。



バーナーで溶かしたガラスを、ステンレス棒に巻きつけながら玉にしていきます。

お店で簡単な実演もしているので、私も少し作ってみました・・。





先日、長岡の近代美術館へ「小千谷縮 越後上布展」を見に行ってきました。



木村孝さんの公演ときものファッションショーをお目当てに、車で乗り合わせて出かけたのですが、苧麻糸の手紡ぎやいざり機での織り、括りによる柄付けなどの実演もされていて、色々と勉強させていただきました。

江戸時代から現代までの、きものや裃、神社に奉納された生地など、かなりの数を、ガラス越しでなく直に見せていただけるのですが、麻糸と思えないほどの細い糸で織られた生地に、おもわず感触を確かめたくなってしまいました・・・。(もちろん触ってはおりませんが汗
中には、非常に大胆で粋な柄付けのものもあって、昔の人のセンスに感嘆しました。

小千谷縮・越後上布は、雪上の雪さらしなど雪国文化の特質を有するとともに、原料から加工技術全般にわたって純粋の古法を伝えていることの貴重性が評価され、2009年の9月、ユネスコ無形文化遺産に、工芸品としては最初の登録を受けたということです。

現在、生地がこの越後上布として認定されるためには、

・糸は手紡ぎの苧麻糸のみを使うこと
・絣の柄付けは手作業で糸を括ること
・いざり機(地機(じばた))で織ること
・湯もみ、足踏みをすること
・雪さらしでさらすこと

という条件を満たさなければいけません。

小千谷縮はどちらかといえば普段着ですので、この時期は気軽に着ることが多いのですが、そのきものもこうして気の遠くなるような手間隙を経て出来上がっているということを、改めて実感しました。



PAGE TOP ↑


 

きものの小川
新潟県上越市本町7-3-22 Tel 025-522-3400
営業時間10:00〜18:00 日曜・祝日10:00〜17:00
不定休(仕入などで年に数回程。お休みを頂くときはブログでお知らせ致します。)

Copyright © Kimonono ogawa