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本日一日限りの甘味処「あわゆき亭」が、和裁学院裏手の無量庵で開かれました。



毎年お借りしている無量庵は江戸時代の武家屋敷。とても雰囲気のいいところですが、よく見ていただくと梁の上に槍が置いてあったりと発見があり面白いです。


前々日まで冷たい雨風の日ばかり続いていましたが、今日は風も穏やかで暖かく、最高のお天気に恵まれました。
天気の良くない日は見えないこともある妙高山の白い峰が、今日ははっきりと見えてきれいです。

春になると現れる雪形「跳ね馬」も姿を見せています。



桜もなんとかまだ散らないでいてくれたようです。

高田公園の桜も本当にきれいですが、無量庵は数種ある椿が花盛り。

 


毎年恒例のあわゆき亭は今回で9回目!あわゆき組みが出来るきっかけにもなったイベントなのです。
昨日も顔を見せてくださった方がいらっしゃったり、ケーキが無くなる前にと、朝からいらしてくださる方がたくさんあり、すっかり街に定着したことが嬉しく思われました。


手作りのブルーベリーケーキ、アナナスヨーグルトケーキ(アナナスはパイナップルです)、シフォンケーキのセットやつきたて焼きたてのお餅の入ったおぜんざい、コーヒーやお抹茶でおもてなし。

  

あわゆき組の組員は、思いおもいのきものにたすきがけしてお給仕しました。
皆さん楽しみに来て下さって、毎年息つく間の無い大忙しの一日なのですが、あわゆきメンバーの息の合った連携プレーでそれをこなすのが最高に楽しく、またお客様の笑顔にたくさん幸せをいただける一日でもあります。

秋は花ロードの期間中に、東本町の町家で開催予定です。





今日から観桜会です。
桜もまるで合わせたかのように今日開花したとのこと。
待ちに待った季節、高田公園も賑わっているでしょうか。

今日から21日までの観桜会期間中、お店で地元のガラス作家、丸山慎二郎さん、宮下淳代さんご夫妻のガラスの器をご紹介しています。





フュージングという、ガラス板を炉で焼いて溶かし合わせる技法で作られた大皿や角皿、豆皿など。
部屋のアクセントになりそうな、カラフルでポップなものから、食卓をオシャレに彩るモダンなお皿まで、雰囲気も様々です。




茹でたアスパラなど、そのまま乗せたら似合いそうな細めの長皿。
大胆な色使いの大皿は、パーティーやティータイムに、お菓子など盛ればテーブルが華やぎそうです。


こちらの楽しい酒器は、今回初お披露目の新作です。
平たいものが得意なフュージングで、こうした深みのあるものを作るには、細やかな温度管理、時間管理が必要なのだそうです。



そして、2階ではお二人それぞれの絵画、タペストリーや、ステンドグラス作品を、町家の公開と合わせてご紹介させていただいています。



和室にもしっくりと馴染む淳代さんのランプ。


こちらのタペストリーは丸山慎二郎さんのイタリア時代の作品。同じガラスでも全然表情が違って面白いです。
 

衝立など大きな作品も。


お二人の作品の他、明治、昭和の花嫁衣裳も見ていただいています。


こちらは明治時代の三つ重ねと綿帽子。大胆な吉祥柄が印象的な左の2枚は打掛の下に重ねて着る襦袢なのですが、裾や袖口など、外から見えるところはすべて、紺一色。
襦袢と内掛けの裾、裏地の八掛の下に小さく松竹梅と鶴が刺繍してあるだけのきものです。
今日いらした方が、華やかな部分は家族と旦那様だけが目にしたのでしょうね・・とおっしゃられていました。
今では考えられない地味な衣装ですが、華やかな部分はすべて内に秘めるという、徹底した美意識を感じさせるきもので興味深いです。
ガラスの作品と合わせて、ぜひご覧下さい。



観桜会期間中の4月14日、毎年恒例になりました春のあわゆき亭を開きます。

江戸時代の武家屋敷、「無量庵」にて、手作りのぜんざいやケーキをお出しします。
今年は去年の好評を受けて、珈琲の他、お抹茶も。

あわゆき組のメンバーが、きものにたすきがけしてお給仕します音符

お花見の行き帰りの休憩に、春のお出かけに、ぜひぜひゆっくりしていってください。



日時: 4月14日 午前10時~午後4時
場所: 和裁学院本館裏「無量庵」(駐車場あります)

くわしくはこちら(あわゆき組お知らせページへ 会場までの地図あります)





少しずつ暖かくなって、過ごし易い日が増えて来ました。
桜の蕾も大分ふくらんできているようです。

庭の木々も草花も、まだほとんど眠っていますが、毎年真っ先に出てくるのがこの水芭蕉。
何の色気もなかった池周りが、にわかに色づきました。



水辺に咲く姿が清々しくて好きな花です。




大町小学校のむかえにあるバー66さんで行われた『Touch of Pink!』パーティーに行って来ました。
癌患者支援のためのチャリティーパーティーで、中学校時代、英語でお世話になったネイティブの先生主催です。当時一生懸命教えていただいた英語がまったく出てこなかったのは本当に申し訳なかったですが・・;懐かしくお話しさせていただきました。



何か”Pink”のものを身に付けて来てくださいと言われていたのですが、たまたま直前まで初釜で着物を着ていたので、そのまま祖母が若かりし頃着ていたピンクの銘仙に着替えて参加。
寄付があるごとに先生方が髪と自慢の髭をワンシェイブするという体を張ったイベントで、その心意気にたくさんの寄付が集まり、国や年齢を超えて、たくさんの人で盛り上がった素敵なパーティーでした。


今年の大河ドラマ『八重の桜』、皆さんご覧になっていらっしゃるでしょうか。
会津藩出身の山本八重を主人公にして、幕末から明治にかけての騒乱の時代を舞台にした物語ですが、実は、来年開府400年を迎える高田藩も、この戊辰戦争の動乱に関わっており、その折の戦死者のお墓が、金谷山に残されています。

会津戦争の折の壮絶な戦いは有名ですが、高田藩がどんな動きをしていたのかはほとんど取り上げられることがありません。
・・・ということで、今後上越を訪れた方にそんな歴史を紹介できるようにと、上越観光協会のメンバーで金谷山まで見に行ってきました。

昔は山越えの旅人を泊めた旅籠がたくさん並んで栄えていた、金谷山入り口の道を登っていくとすぐ目に入ってくるのが、薩摩・長州の戦死者のお墓です。



奥の塀のすぐ前にある白くて大きなものが薩摩の共同墓碑、手前の白いものは長州の個人個人のお墓です。日当たりのいい高台に作られていて、積雪の多い金谷山でも早くから雪のなくなるところです。

それとは対照的に敗戦した会津藩士の墓地は、山の裏手の森にひっそりと作られていました。


家康の六男、松平忠輝が開いた高田藩は、諸代名門、徳川四天王であり、当然幕軍につくべき立場なのですが、急激に時代が変化する中で徳川派と朝廷派に割れ、同じ高田藩の者が会津で戦うこともあったのだそうです。

上越市史によると、会津が降服開城したあと高田藩は新政府から会津藩の敗残兵1700人余りを受け入れるように命じられ、「敗れた者の立場が戦時以上に苦痛で冷遇できない」として、16800両に達する出費をしたものの、新政府が約定した預かり手当ては事実上反故にされ、厳しい財政難に陥ったとのこと。

このときに敗残兵を受け入れたのは現在の寺町にある各お寺です。そこに宿泊設備をつくり、生活用品を支給、医師も配備して怪我人の処置にあたったものの、明治3年、新たに斗南藩が再興されるまでの1年半の間に67人が落命し、この会津墓地に眠っているのです。

そんな歴史背景を知ると、寺町や、スキーの発祥地として知られている金谷山の見方も変わって来るのではないでしょうか。



季節限定、桜の金平糖が入りました。
桜の花を煮詰めて加えた手作りの金平糖で、袋を開けるとふわっと桜のいい香りがします。



今年は高田公園の桜も、4月9日が開花予想日だそうですね。
本物の桜も昨年よりかなり早く楽しめそうです。


服などのアクセントになりそうなものを作ってみました。



途中で空気が入ってしまったのを、あきらめずに空気を抜きつつなんとか形に・・強力な離型剤を使っていたので、なんとか持ちこたえてくれました。

最近、気温がほんの1、2度上がっただけなのに、玉を作りやすくなりました。
今はボンベをドライヤーで温めながら作っているので、少々手が忙しいのです。もうすぐ落ち着いて作れるようになりそうで嬉しいです。


案内状作成の為、何度も教えていただいたり、本で勉強したりで、やっと使えるようになったフォトショップとイラストレータ。
案内状以外の物も作ってみたくて、大正ロマン風のオリジナル絵葉書を作成してみました。



個人的に猫好きなので、一作目は猫の絵に。原画は墨と顔彩絵の具で和風テイストに描いてみました。
それをフォトショップできれいに加工。イラストレータで完全データに作り直します。
今は印刷会社も色々。サービスも充実していて、紙質や厚みなど、雰囲気に合うものを選んで印刷してもらいました。

楽しい作業でつい作りすぎてしまいましたが、自分の絵を形にできるのは嬉しいです。
また何かの形で応用してみたいです。


久しぶりの太陽です。

雪解けのちょろちょろ流れる水音を聞いたり、雪が温まった匂いをかぐと、体中の血が沸き立つような気がして、胸がドキドキしてしまいます。
このなんとも形容しがたい嬉しさ、雪国でしか感じたことがありません。

この感動があるから、長い冬をのりきれます。



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きものの小川
新潟県上越市本町7-3-22 Tel 025-522-3400
営業時間10:00〜18:00 日曜・祝日10:00〜17:00
不定休(仕入などで年に数回程。お休みを頂くときはブログでお知らせ致します。)

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