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先日、カラッと梅雨が明けたと思ったら、急に夏らしくなりましたね。

今日は高田公園で、だんだんと恒例になりつつある二胡の早朝練習があったのですが、そろそろ蓮も咲き始めていると聞いていたので楽しみに出かけました。

朝5時半過ぎ・・空気が澄んで気持ちがいいです

まだ花はポツポツとしか咲いていませんでしたが、開き始めたばかりの花がとてもきれいでした。


こちらは”花火”という名がついた蓮。


外堀もきれいですが、朝は内堀の景色がおすすめです。
朝日が水面に反射してキラキラと輝いています。土塁に植えられた紫陽花が満開でした。



昔はどの家庭にも一枚はあったバテンレース。
うちにも大切にしているお気に入りの1枚があります。

ピアノにかけてみました。


昔は高田のおばあちゃん達が雪で閉ざされる冬に内職のような形で作っていたんですよね。
柄を一つ一つ手で編みつなげて作られるので、非常に手間のかかる仕事です。

昔ながらのものですが、今見てもとてもモダンで素敵love

高田のお土産としても喜ばれそうです。


先日、長岡の近代美術館へ「小千谷縮 越後上布展」を見に行ってきました。



木村孝さんの公演ときものファッションショーをお目当てに、車で乗り合わせて出かけたのですが、苧麻糸の手紡ぎやいざり機での織り、括りによる柄付けなどの実演もされていて、色々と勉強させていただきました。

江戸時代から現代までの、きものや裃、神社に奉納された生地など、かなりの数を、ガラス越しでなく直に見せていただけるのですが、麻糸と思えないほどの細い糸で織られた生地に、おもわず感触を確かめたくなってしまいました・・・。(もちろん触ってはおりませんが汗
中には、非常に大胆で粋な柄付けのものもあって、昔の人のセンスに感嘆しました。

小千谷縮・越後上布は、雪上の雪さらしなど雪国文化の特質を有するとともに、原料から加工技術全般にわたって純粋の古法を伝えていることの貴重性が評価され、2009年の9月、ユネスコ無形文化遺産に、工芸品としては最初の登録を受けたということです。

現在、生地がこの越後上布として認定されるためには、

・糸は手紡ぎの苧麻糸のみを使うこと
・絣の柄付けは手作業で糸を括ること
・いざり機(地機(じばた))で織ること
・湯もみ、足踏みをすること
・雪さらしでさらすこと

という条件を満たさなければいけません。

小千谷縮はどちらかといえば普段着ですので、この時期は気軽に着ることが多いのですが、そのきものもこうして気の遠くなるような手間隙を経て出来上がっているということを、改めて実感しました。




先日、母のお友達から「お庭でたくさんなったから」と、真っ赤なさくらんぼをいただきました。
お皿に盛り付けると見た目もオシャレでかわいらしいです。



小粒で野生の甘酸っぱさが懐かしく、小学生の頃、校庭になっていたさくらんぼをこっそり食べて怒られたことなど、思い出しました。


昨日空を見上げた方、これをご覧になりましたか?
夕暮れ時の空に、まるでデザインされたような月と星。
澄んだダークブルーに明るく輝いていてとても綺麗でした。





昨日、5月16日は、細い月と宵の明星が大接近するという、天文一大ハイライトの日だったのだそうです。
夕方の空に金星が輝くのは今年は春から夏にかけて、隣に月が現れるのはひと月に一回だそうですが、こんなに大接近することはめったにないのだとか。

東南アジアのほうでは金星が月にかくれてしまうのだそうです。

偶然、夕方外に出て見ることができました。


長岡の県立近代美術館で、平城遷都1300年を記念して開かれている「奈良の古寺と仏像」展を見に行ってきました。



パンフレットの写真にもなっている、中宮寺のご本尊、国宝「菩薩半跏像」は5月25日から6月6日までの公開で、今回はお身代わりが展示してありましたが、他にも法隆寺や東大寺、唐招提寺などのたくさんの仏像を拝見することができました。
奈良時代独特の仏教美術や躍動感のある彫刻など、43件が展示されていて、かなり見ごたえがありました。

同時開催企画展の「日本の自画像 写真が描く戦後1945-1964」もお勧めです。
当時の様子が伺える生き生きとした、味のある写真がかなりの数展示されています。


たっぷりと鑑賞した帰りには、お約束のコースで江口だんごへ。

以前来た時にはお団子を全種類堪能しましたが、今回は奥の方にある蔵を改装したカフェでロールケーキをいただいてきましたケーキ


お店の片隅に置いてあるピアノ、前から素敵だなと思って気になっていたのですが、たまたま社長さんが通りかかって見せてくださいました。


1900年頃、アメリカのシカゴで作られたピアノだそうです。
デザインもかっこいいのですが、音もいいというので、恥ずかしながらちょこっと弾かせていただきました。
明るくはっきりしているのですが、軽くない、いい音で、明るいジャズなど弾いたらよく合いそうな感じでした。

お店の方にお断りすれば弾かせていただけるみたいです。
ピアノを弾ける方、ぜひ弾いてみてください音符


昨日はこの春一番でないかと思われるような久しぶりの快晴でした太陽
あまりにいいお天気だったので、来月行われる瞽女ツアーの下見をかねて、中ノ俣から桑取りの方まで行ってきました。


道中、山桜がたくさん咲いていました。
だれに見られるためでもなく咲いている桜、趣があります。


片栗もそこらじゅうに群生していてとてもきれいでした。
お庭に片栗が咲いたら素敵だな、と思いますが、山の花は山でしか育たないんですよね・・。


まだ芽吹きがはじまったばかりで緑は薄いですが、峠の見晴らしはすばらしいです。
鶯の囀りもちらほらと。
焼山から煙が昇っているのが見えました。

車一台がすれすれで通れるようなすごい山道を進んで、瞽女さんも寄っていった乳母獄神社(うばがたけじんじゃ)に到着。
森の中に苔むすようにして、ひっそりとありました。
目の見えない瞽女さんは、こんなすごい山道を歩いていったんですね。



 

ここは「山椒太夫」の物語に由来する神社です。
安寿と厨子王の二人と、二人の乳母竹がこの辺の海で離れ離れになり、悲しみのあまり、乳母竹が海に身を投げて以来、海が荒れて船が遭難してしまった。そこで、ここに神社を建ててその霊を慰めたところ、海が穏やかになったというお話です。
昔は母乳のでない母親が、ここによくお参りをしたのだそうです。


山の中にあった田んぼ。
黒い塊がたくさん・・と思ったら、全部おたまじゃくしでした。


無事にカエルになれますように・・・


やっと少し暖かくなってきて、殺風景だったお庭の草木も次々と芽吹き始めました。
毎年庭の片隅に群生する一人静も花をつけました。



一人静はぐっと出始めた今が一番可愛らしいです。


大好きな友人の輪、ゆたかな自然の環、そして日本文化の和
そうした大切にしたい小さな「わごころ」をつなぐ会が開催されました。

きものが大好きなみなさんの集まりで、きものを着て、桜並木の下を歩いたあと、本町の藤作さんでお食事をしようという大変楽しい企画です。
私も先日声をかけていただき、さっそくきものを着てでかけました。

心配していた雨も、どうにか晴れてくれたので、青田川沿いから高田公園へ。


昔の武家屋敷が残るあたり。青田川の土手一面にびっしりと土筆が出ているのをみつけました。



桜の蕾は相変わらず硬いままでしたが、これにはおもわずにっこり。
春の芽吹きが待ち遠しいです。

高田公園の極楽橋で記念撮影。皆さん、それぞれ思い思いのきものを楽しんでいらっしゃいました。


お花見に合わせて、たい焼き帯をしてきた方も。
まさに花より団子。楽しい帯び合わせに顔がほころびます。


藤作でも、きもの話に花が咲き、わごころを満喫した1日でした。


久しぶりに日帰りで京都へ出張してきました。

高田の方では、毎日寒くてまだまだ咲く気配のない桜が、こちらではきれいな花を咲かせていました。



ひと足早く桜を堪能しながら、今回はレトロモダンなきものや襦袢をたくさん作っていらっしゃる紫織庵さんへ伺いました。
今ではあまり見られなくなった、懐かしい大正友禅の柄を復刻した浴衣やきものや帯、小物が素敵です。

 

建物も大正15年に建てられた京の伝統的な「大塀造」建築で、洋館と和室が入り混じった非常にモダンなつくりになっていました。

和室では、大きな昔の1枚ガラスが並ぶ縁側から、見事な中庭がみられます。


お茶室「紫織庵」では、月に一回お茶会も開かれているそうです。”紫織庵”のお名前はここから来ているのですね。


仕事で来た京都でしたが、素敵な空間で、いいものをたくさん見せていただいて、楽しい時間を過ごさせていただきました。






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きものの小川
新潟県上越市本町7-3-22 Tel 025-522-3400
営業時間10:00〜18:00 日曜・祝日10:00〜17:00
不定休(仕入などで年に数回程。お休みを頂くときはブログでお知らせ致します。)

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