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今年も風鈴街道の季節がやってきました。

うちも雁木にお手製の風鈴を下げました。
元気が良すぎで飛び出ました こちらは江戸風鈴
金魚の方は音はなりませんしくしく・・・が、時々学校帰りの子供たちが下の鈴をシャラシャラと鳴らしてくれています音符音符音符

暑い日差しの中でも音で涼しさを感じる・・日本人って風流ですね。


先日、カラッと梅雨が明けたと思ったら、急に夏らしくなりましたね。

今日は高田公園で、だんだんと恒例になりつつある二胡の早朝練習があったのですが、そろそろ蓮も咲き始めていると聞いていたので楽しみに出かけました。

朝5時半過ぎ・・空気が澄んで気持ちがいいです

まだ花はポツポツとしか咲いていませんでしたが、開き始めたばかりの花がとてもきれいでした。


こちらは”花火”という名がついた蓮。


外堀もきれいですが、朝は内堀の景色がおすすめです。
朝日が水面に反射してキラキラと輝いています。土塁に植えられた紫陽花が満開でした。



昔はどの家庭にも一枚はあったバテンレース。
うちにも大切にしているお気に入りの1枚があります。

ピアノにかけてみました。


昔は高田のおばあちゃん達が雪で閉ざされる冬に内職のような形で作っていたんですよね。
柄を一つ一つ手で編みつなげて作られるので、非常に手間のかかる仕事です。

昔ながらのものですが、今見てもとてもモダンで素敵love

高田のお土産としても喜ばれそうです。


久比岐能へ行ってきました。



去年は浄興寺さんの境内での薪能でしたが、今年は文化会館で行われました。


薪能ならではの雰囲気も大好きなのですが、文化会館は天候に左右されず、席も決まっているので、着物を着て気持ちもゆったりと出かけました。

舞台から少し遠いので、マイオペラグラスも持参です。
能には不釣合いなアーミー柄

今日の曲は能は「熊野(ゆや)」、狂言は「樋の酒」でした。
「熊野」は大きな動きはありませんが、 シテ・熊野のせつない心情が感じられるきれいなストーリーです。

昔から「熊野松風は米の飯」(「熊野」と「松風」は米の飯と同じくらい飽きのこない名曲である)と言われるほど、人々に親しまれてきたとのこと。とても分かりやすい内容でした。

上越ではなかなか能を見せていただく機会がないので、地元でこんなふうに能が見られるのは非常にありがたいです。



今月4日から11日まで、お店で長明子さんのとんぼ玉展を開催しています。

2005年から、毎年この時期にさせていただいて、今年で6回目になりました。
今年は江戸ガラスを再現したレトロな色合いのものや、海月や魚が泳いでいるものなど、楽しい新作を合わせて100点近くを出していただきました。



チョーカー、ペンダントが主ですが、ストラップや帯留め、ピアスなども。


とんぼ玉は、玉そのものから中の様々なパーツに至るまで、すべて元はこのガラス棒です。



バーナーで溶かしたガラスを、ステンレス棒に巻きつけながら玉にしていきます。

お店で簡単な実演もしているので、私も少し作ってみました・・。





先日、長岡の近代美術館へ「小千谷縮 越後上布展」を見に行ってきました。



木村孝さんの公演ときものファッションショーをお目当てに、車で乗り合わせて出かけたのですが、苧麻糸の手紡ぎやいざり機での織り、括りによる柄付けなどの実演もされていて、色々と勉強させていただきました。

江戸時代から現代までの、きものや裃、神社に奉納された生地など、かなりの数を、ガラス越しでなく直に見せていただけるのですが、麻糸と思えないほどの細い糸で織られた生地に、おもわず感触を確かめたくなってしまいました・・・。(もちろん触ってはおりませんが汗
中には、非常に大胆で粋な柄付けのものもあって、昔の人のセンスに感嘆しました。

小千谷縮・越後上布は、雪上の雪さらしなど雪国文化の特質を有するとともに、原料から加工技術全般にわたって純粋の古法を伝えていることの貴重性が評価され、2009年の9月、ユネスコ無形文化遺産に、工芸品としては最初の登録を受けたということです。

現在、生地がこの越後上布として認定されるためには、

・糸は手紡ぎの苧麻糸のみを使うこと
・絣の柄付けは手作業で糸を括ること
・いざり機(地機(じばた))で織ること
・湯もみ、足踏みをすること
・雪さらしでさらすこと

という条件を満たさなければいけません。

小千谷縮はどちらかといえば普段着ですので、この時期は気軽に着ることが多いのですが、そのきものもこうして気の遠くなるような手間隙を経て出来上がっているということを、改めて実感しました。




先日、母のお友達から「お庭でたくさんなったから」と、真っ赤なさくらんぼをいただきました。
お皿に盛り付けると見た目もオシャレでかわいらしいです。



小粒で野生の甘酸っぱさが懐かしく、小学生の頃、校庭になっていたさくらんぼをこっそり食べて怒られたことなど、思い出しました。


相変わらず雨ばかり雨で寒いですが、暦ではもうすぐ6月!
初夏が近づいてきましたね。

お店の方にも夏物がたくさん入ってきました。




大正レトロモダンの綿絽。おススメですハート


浴衣として着てもいいですが、夏のお遊び着として衿をつけて楽しんでもいいですね。



こちらは綿麻。こちらも浴衣や夏着物として楽しんでください。
どちらもお手軽な浴衣値段ですオッケー



昨日空を見上げた方、これをご覧になりましたか?
夕暮れ時の空に、まるでデザインされたような月と星。
澄んだダークブルーに明るく輝いていてとても綺麗でした。





昨日、5月16日は、細い月と宵の明星が大接近するという、天文一大ハイライトの日だったのだそうです。
夕方の空に金星が輝くのは今年は春から夏にかけて、隣に月が現れるのはひと月に一回だそうですが、こんなに大接近することはめったにないのだとか。

東南アジアのほうでは金星が月にかくれてしまうのだそうです。

偶然、夕方外に出て見ることができました。


長岡の県立近代美術館で、平城遷都1300年を記念して開かれている「奈良の古寺と仏像」展を見に行ってきました。



パンフレットの写真にもなっている、中宮寺のご本尊、国宝「菩薩半跏像」は5月25日から6月6日までの公開で、今回はお身代わりが展示してありましたが、他にも法隆寺や東大寺、唐招提寺などのたくさんの仏像を拝見することができました。
奈良時代独特の仏教美術や躍動感のある彫刻など、43件が展示されていて、かなり見ごたえがありました。

同時開催企画展の「日本の自画像 写真が描く戦後1945-1964」もお勧めです。
当時の様子が伺える生き生きとした、味のある写真がかなりの数展示されています。


たっぷりと鑑賞した帰りには、お約束のコースで江口だんごへ。

以前来た時にはお団子を全種類堪能しましたが、今回は奥の方にある蔵を改装したカフェでロールケーキをいただいてきましたケーキ


お店の片隅に置いてあるピアノ、前から素敵だなと思って気になっていたのですが、たまたま社長さんが通りかかって見せてくださいました。


1900年頃、アメリカのシカゴで作られたピアノだそうです。
デザインもかっこいいのですが、音もいいというので、恥ずかしながらちょこっと弾かせていただきました。
明るくはっきりしているのですが、軽くない、いい音で、明るいジャズなど弾いたらよく合いそうな感じでした。

お店の方にお断りすれば弾かせていただけるみたいです。
ピアノを弾ける方、ぜひ弾いてみてください音符

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きものの小川
新潟県上越市本町7-3-22 Tel 025-522-3400
営業時間10:00〜18:00 日曜・祝日10:00〜17:00
不定休(仕入などで年に数回程。お休みを頂くときはブログでお知らせ致します。)

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