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大町小学校のむかえにあるバー66さんで行われた『Touch of Pink!』パーティーに行って来ました。
癌患者支援のためのチャリティーパーティーで、中学校時代、英語でお世話になったネイティブの先生主催です。当時一生懸命教えていただいた英語がまったく出てこなかったのは本当に申し訳なかったですが・・;懐かしくお話しさせていただきました。



何か”Pink”のものを身に付けて来てくださいと言われていたのですが、たまたま直前まで初釜で着物を着ていたので、そのまま祖母が若かりし頃着ていたピンクの銘仙に着替えて参加。
寄付があるごとに先生方が髪と自慢の髭をワンシェイブするという体を張ったイベントで、その心意気にたくさんの寄付が集まり、国や年齢を超えて、たくさんの人で盛り上がった素敵なパーティーでした。


今年の大河ドラマ『八重の桜』、皆さんご覧になっていらっしゃるでしょうか。
会津藩出身の山本八重を主人公にして、幕末から明治にかけての騒乱の時代を舞台にした物語ですが、実は、来年開府400年を迎える高田藩も、この戊辰戦争の動乱に関わっており、その折の戦死者のお墓が、金谷山に残されています。

会津戦争の折の壮絶な戦いは有名ですが、高田藩がどんな動きをしていたのかはほとんど取り上げられることがありません。
・・・ということで、今後上越を訪れた方にそんな歴史を紹介できるようにと、上越観光協会のメンバーで金谷山まで見に行ってきました。

昔は山越えの旅人を泊めた旅籠がたくさん並んで栄えていた、金谷山入り口の道を登っていくとすぐ目に入ってくるのが、薩摩・長州の戦死者のお墓です。



奥の塀のすぐ前にある白くて大きなものが薩摩の共同墓碑、手前の白いものは長州の個人個人のお墓です。日当たりのいい高台に作られていて、積雪の多い金谷山でも早くから雪のなくなるところです。

それとは対照的に敗戦した会津藩士の墓地は、山の裏手の森にひっそりと作られていました。


家康の六男、松平忠輝が開いた高田藩は、諸代名門、徳川四天王であり、当然幕軍につくべき立場なのですが、急激に時代が変化する中で徳川派と朝廷派に割れ、同じ高田藩の者が会津で戦うこともあったのだそうです。

上越市史によると、会津が降服開城したあと高田藩は新政府から会津藩の敗残兵1700人余りを受け入れるように命じられ、「敗れた者の立場が戦時以上に苦痛で冷遇できない」として、16800両に達する出費をしたものの、新政府が約定した預かり手当ては事実上反故にされ、厳しい財政難に陥ったとのこと。

このときに敗残兵を受け入れたのは現在の寺町にある各お寺です。そこに宿泊設備をつくり、生活用品を支給、医師も配備して怪我人の処置にあたったものの、明治3年、新たに斗南藩が再興されるまでの1年半の間に67人が落命し、この会津墓地に眠っているのです。

そんな歴史背景を知ると、寺町や、スキーの発祥地として知られている金谷山の見方も変わって来るのではないでしょうか。



季節限定、桜の金平糖が入りました。
桜の花を煮詰めて加えた手作りの金平糖で、袋を開けるとふわっと桜のいい香りがします。



今年は高田公園の桜も、4月9日が開花予想日だそうですね。
本物の桜も昨年よりかなり早く楽しめそうです。


服などのアクセントになりそうなものを作ってみました。



途中で空気が入ってしまったのを、あきらめずに空気を抜きつつなんとか形に・・強力な離型剤を使っていたので、なんとか持ちこたえてくれました。

最近、気温がほんの1、2度上がっただけなのに、玉を作りやすくなりました。
今はボンベをドライヤーで温めながら作っているので、少々手が忙しいのです。もうすぐ落ち着いて作れるようになりそうで嬉しいです。


案内状作成の為、何度も教えていただいたり、本で勉強したりで、やっと使えるようになったフォトショップとイラストレータ。
案内状以外の物も作ってみたくて、大正ロマン風のオリジナル絵葉書を作成してみました。



個人的に猫好きなので、一作目は猫の絵に。原画は墨と顔彩絵の具で和風テイストに描いてみました。
それをフォトショップできれいに加工。イラストレータで完全データに作り直します。
今は印刷会社も色々。サービスも充実していて、紙質や厚みなど、雰囲気に合うものを選んで印刷してもらいました。

楽しい作業でつい作りすぎてしまいましたが、自分の絵を形にできるのは嬉しいです。
また何かの形で応用してみたいです。


久しぶりの太陽です。

雪解けのちょろちょろ流れる水音を聞いたり、雪が温まった匂いをかぐと、体中の血が沸き立つような気がして、胸がドキドキしてしまいます。
このなんとも形容しがたい嬉しさ、雪国でしか感じたことがありません。

この感動があるから、長い冬をのりきれます。




資格試験が迫っていて、しばらくお休みしていたトンボ玉。
やっと一つ終わったので再び空き時間、制作に没頭しています。

今日は気分を変えてタコちゃんをつくりました。
細い足を8本つけるのがなかなか難しいのです。



細いガラス棒はあまり強い炎を当てると、シュルシュル溶けてしまいますし・・だからといって火から離すと玉にくっつかない。
微妙なさじ加減をつかむまで、まだまだ遠い道のりです。



かわいいタコもいいけれど、いつかリアルなタコも作りたい・・。

黒い玉はレース棒で渦巻き模様をつけたかったのですが、ぐちゃぐちゃになりました。
練習あるのみです・・。


今日2月9日、角巻・トンビを着て町を歩く「あわゆき道中」と、瞽女の門付けを再現した「高田瞽女ふたたび」が併せて行われました。
すっかり毎年の恒例になりましたが、今年もたくさんの方においでいただきました。ありがとうございました。


今年は男性の参加者もたくさん。山高帽が絵になってます。


会場の高田小町ではイラストレーターひぐちさんの絵葉書や、コシヒカリ弁当さんのお弁当に瞽女の百人米、相川さんの瞽女最中、栄喜堂さんの瞽女せんべい、パン工房ソフィーさんの餡子入り「あわゆきシュトーレン」とたくさんのお店が並んで大賑わい。

 
朝からメンバーでがんばって作ったスキー汁や、今回来て下さった皆さんにプレゼントした手作り切り干し大根を、組員が色々工夫したレシピの試食も振舞われました。
スキー汁は本当はウサギ肉を入れるのですが、今は手に入らないので鶏肉などで代用されています。・・と言いつつ今日は豚肉で。野菜の甘みがたっぷりで美味しかったです。
少し太めに切られた切り干し大根は歯ごたえ抜群です。


2時半からは瞽女の門付け再現も併せて行われました。
2階の控え室で。私も瞽女さんをさせていただきました。笠をかぶって地下足袋を履いて・・もうすっかり気持ちは瞽女になりきってます。


東京から来ていただいた、瞽女唄も継承していらっしゃる月岡祐紀子さんに三味線と一緒に瞽女唄を唄っていただきながら歩くのですが、今年は3人で唄いましょう!と急な打ち合わせをして、2階でこっそり練習しました。



外はしっとりと雪模様。大変絵になりました。
何軒か、町家のお宅で門付けをさせていただいて、皆さまからお米を頂戴しました。
雁木を歩くときも三味線や瞽女唄が響いてとてもいい雰囲気。


即席で教えてもらった瞽女唄でしたが、何度も聞いているうちにすっかり耳になじんでいて、月岡さんの声に合わせて唄わせていただきました。
3人で唄って歩くと、一体感がすごいです。少しだけ、門付けする瞽女さんの気持ちが分かったような気がしました。


夜は街中に手作りの和紙行灯が灯って、ほっこりとあたたかい雰囲気に。
行灯は明日まで灯ります。



明日2月9日は、毎年恒例の「あわゆき道中」と「瞽女の門付け再現」が行われます。
男性はトンビやマント、女性は角巻を羽織って街中を歩きます。


普段はディスプレイに使っている長持。実は角巻やトンビの保管庫です。
一年に一度、ここから角巻を出して、明日のために確認、整理。

角巻もトンビ・マントも一枚500円でレンタルできます。
あわゆきメンバーと古い町並みを一緒に歩いてもいいですし、角巻を羽織ってレルヒ祭に参加したり、カフェでゆっくりするのもいいですね。
あわゆき道中のチラシか、ご案内葉書を持ってきてくださった方には、先着40名様に、今年町興しメンバーで雁木の下に干した切り干し大根をプレゼントします!
ぜひご参加ください。

あわゆき道中について、くわしくはこちらをご覧ください。

切り干し大根作成の様子


ちょっと大人っぽく薔薇をあしらってみました。
パーツはまだ複雑なものはなかなか作れないのですが、前にちょこっと頂いて、大事にとってあったものを思い切って使わせていただきました。

ガラスはそれぞれ溶ける温度が違うのですが、この珊瑚色のガラスは硬くてカチカチ。
初心者用のバーナーでは溶かして整形するのが大変でしたが、冷めると独特の縞模様が出てきて素敵になりました。
小さな点は黒ガラスですが、炎の加減によって銀化します。

今は色の組み合わせを考えながら楽しんでます。



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きものの小川
新潟県上越市本町7-3-22 Tel 025-522-3400
営業時間10:00〜18:00 日曜・祝日10:00〜17:00
不定休(仕入などで年に数回程。お休みを頂くときはブログでお知らせ致します。)

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