以前から母が「どうしてもつれて行きたいところがある」と言っていた「楽之軒(らくしけん)」に、今日やっと伺うことができました。
古い土蔵を活かした粋な空間で、心のこもったお料理をいただくことのできる、知る人ぞ知る”隠れ家”的お食事処です。
上越にもこんな素敵なところがあったのか・・と嬉しくなってしまいました。
行くと、先に二階の待合の方に通していただきました。
土蔵なので少々写真が暗くなってしまいましたが、床の間や調度品が設えてあり、非常に味わいのある空間になっています。
雪道のなか、慌ててお伺いしてしまったのですが、ここでおいしい甘酒をいただき、食事の前にゆっくりと落ち着く事ができました。
下へ行く階段には摑まるためのロープがついていました。細やかなお心遣いが嬉しいです。
こちらの蔵は座敷蔵で、畳みが敷いてあり、床の間もしつらえてあります。高田ではなかなか見られない造りです。
お食事は「小正月」ということで、三段重になっていました。
お重をひらいたところです。色鮮やかなお料理の数々は、一品一品、丁寧に作られていてどれも非常に美味しくいただきました。
帰り際、今日のお料理にもあった切干大根をいただいてきました。
「生で食べてもおいしいですよ」という事でしたが、本当に噛めば噛むほど太陽の光をたっぷり浴びた甘さがでてきて、ほっておくとあっと言う間に、家族で一袋食べてしまいそうでした。
最後に家族三人で記念撮影を。
・・しかしよく考えてみると「女衆の小正月」なのに、うちの父はおじゃましてもよかったのでしょうか・・。