3月2日、武蔵野酒造さん楽酔亭で、第21回「お馬出し塾」が開かれました。
最近とても人気のお馬出し塾、定員いっぱいになることも多く、最近少しご無沙汰をしてしまっていたのですが、今回は「脳卒中の予防と対応について」という異色のテーマだったので、興味がむくむく湧いて、早々に申込みをしていました。
いつものようにキモノを着てお出かけ
気軽に好きなきものを着ていける場所があるのは、きもの好きにとってとても楽しいことですが、ここは更に、きものを着ていくと500円バックしてくれるという、嬉しい特典付きです。
上越総合病院 脳外科部長の江塚先生からお話をしていただきました。
決して自分と無関係ではないテーマ、皆さん真剣に聞き入っています。
難しい内容ですが、映像を交えた、大変分かりやすいお話しでした。
脳卒中は、女性は60~70代、男性は40代が一番多いそうです。季節では5月と10月が多いとの事。これからいい季節になりますが、食事や適度な運動など、予防を心がけた方がよさそうです。
くも膜下出血 (くも膜は、脳の表面にある膜で、細かい網を張る蜘蛛の巣にそっくりなのだそうです。) は脳の表面で起こる出血で、脳はシワを展開すれば全部表面になるので、手術は脳を傷つけないでするのだそうです。
それから、お酒はすこーし飲んだほうが長生きするそうです
。
それを理由にして飲み過ぎないように気をつけないといけませんが・・・
古い日本家屋の会場で、こんな勉強ができるのも、とても面白いと思います。
お話しをお伺いして、色々いい勉強になりましたが、それより人の頭を開けたり、動脈の中のコレステロールを取り除いたり、技術ももちろんですが、人の命と人生に大きく関わるお医者様の仕事は、本当にすごいと改めて実感した一日でした。