せっかくなので常寂光寺にも足をのばしました。
こちらは紅葉(もみじ)が美しいお寺で、緑のきれいな時期や紅葉する秋は景観が素晴らしく、人でごった返すそうです。今は時期外れですが、代わりに誰もいない静かなお寺を散策できました。
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木々はまだ眠っていますが、一面の苔にため息です。
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ふっさふさのヒノキゴケがたくさん…。山地等の湿度の高いところで見られる苔ですが、高いところにあるお寺ならでは…でしょうか。
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1596年(慶長1年)本国寺十六世究意院日禎によって開創したお寺で、本堂は伏見城の建物の一部を移転修造したものと言われているそうです。
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広い境内。
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池は大小様々な鯉でいっぱいでした。お寺らしく全部黒です。
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本堂の横の長い階段を登っていくと桃山時代建築の重要文化財建造物、塔婆(多宝塔)があります。元和6年(1620)、京都町衆によって寄進されたと伝えられています。
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永い時間を経た建物が持つ風格を感じました。
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下から見たときは上から下がっている線?が邪魔だと思ったのですが、よくよく見たら雷から守っているんですね…。
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ところどころ、見晴らしのいいところに足場が作られていて、頑張って一番上まで登ると、京都が一望できます。
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ベンチが置いてあるところでは、Wi-fiも使用できます。外国から観光に来ている人にとっては、貴重な”通信可能な場所”ですよね。見た目は古いけれど設備は最新…さすが京都。
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大小の石を敷き詰めた道。コンクリートで固めてしまうことが多い昨今ですが、やっぱりこういうのが素敵です。
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消火器がいっぱい。延暦寺もお寺の脇に消防車を置いてましたが、街から遠いお寺は特に、火事になったら大変ですものね。
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数本に一本しか、このレトロな電車には乗れないはずなのですが、帰りも当たりでした!