昨日までの二日間、京都へ出張してきました。
京都は東京に比べて距離があるので、時間的になかなか行きにくいのですが、今回は和小物で有名なくろちくさんの40周年記念にご招待頂いたこともあり、また自分の目で見ないとなかなかいいものに出会えないということもあって、思い切って出かけてきました。
懇意にしていた取引先の商品がガラリと変わっていたり、以前はたくさんあったものが無くなってしまったり、また逆に新しいものを発見したり、きものも和小物も、移り変わりが激しいです。
特に古布物などは、数に限りのあるものを使っていることもあり、自分の足で一生懸命探さないといいものに出会えなくなってきました。
でも、だからこそ、他にないようなオリジナリティーのある、いいものを探して行きたいと思っています。
夜はお世話になっているくろちくさんの祝賀会へ。
次々に生み出される商品もさる事ながら、家族のような社員さんの様子に、会社のいい雰囲気が伝わってきました。
社長さんの仕舞や、舞妓さん、芸子さんの舞も見せて頂いて、至れり尽せり。
楽しませて頂きました。
いつもなら、早朝に出かけて夜中に帰るという日帰りコースなのですが、今回は久しぶりに京都に一泊。
次の日は午前中仕事をして、午後は瞽女さんの活動でご縁があったこともあり、大阪の国立民族学博物館へ行ってきました。
太陽の塔が目印。
確か、中学生の頃学校の授業で一度来たことがあると思うのですが、当時は素晴らしい収蔵品の数々にわくわくしながらも、殆ど見る時間がなく、風のように通り過ぎてしまったのを思い出しました・・・。
さすが国立の博物館、安い料金でものすごく充実した内容です。世界と日本全国の仮面や衣装、装飾品類、祭祀に使われる道具、家や倉庫などなど・・・・どれも素晴らしいものばかりで、見ても見てもキリがありません。
しっかり見たら多分まるまる1日以上かかると思います。
そして、ミュージアムショップがまたすごい。
民族的なものが好きな人だったら夢中になりそうな本やCD、雑貨や楽器など、たくさん置いてありました。
・・・そこで、こんなものを発見!!
胡弓組立セット。3500円程で、ちゃんと音も鳴るそうです。
いい音が出せるような組立ができるかは賭けですが、京胡ほどの可愛い楽器になるそうで、思わず買ってしまいました。
組立てたあとどうなるか・・またこちらのブログで紹介したいと思います。