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ちょっと聞きたい きものあれこれ

 

 
ちょっと聞きたいきものあれこれ
 

最近呉服屋さんで、紬地の訪問着というのを見かけました。
紬は普段着、訪問着はフォーマルと思っていましたが、これはどのようなときに、どうやって着たらいいのでしょうか。


A:
最近はきものも多様化しているので、型にはまらず、楽しんでみてはいかがでしょうか。
どんな柄でどんな生地なのか、実際に見てみないと一概には言えませんが、訪問着としてちょっとしたフォーマルにも着ていかれてもいいですし、
またお洒落着として着て、街歩きなどされてもいいと思います。
帯や小物次第で、どちら向きにもコーディネイトできるお着物ですね。


たまにかわいい柄足袋を履いている方を見かけます。私も柄足袋を楽しんでみたいのですが、なかなか店先で見かけません。


A:
もちろん既製品も色々ありますが、50センチ四方くらいのしっかりした布があれば、お作りする事もできますよ。
好きな布や余った端切れを使って、オリジナルの柄足袋を作ってみるのも素敵ですね。
生地をお持ちいただければ、既製品とそんなに変わらないお値段です。
フォーマルの場や御茶会では無理ですが、普段おあそびで着物を着る時には、柄足袋も楽しいお洒落アイテムですね。



友人の結婚式に着物を着ていこうと思うのですが、どんな着物を着たらいいでしょうか。   
あまりフォーマルの着物を持っていないのですが、無地でも構いませんか?

A:
もちろん、無地でも構いません。結婚式なので、帯は袋帯で。   
帯揚げ、帯締めといった小物を華やかにしたり、伊達衿を入れて、雰囲気をつくるといいですね。     
気軽なレストランウエディングなら、小紋くらいでもいいと思います。


冬、雪が降ったときなど、なかなかきもので出にくいのですが、どんな格好をしたらいいでしょうか。

A:
もんぺはいかがですか?もんぺを履くと雪道も歩き易いですし、車の乗り降りも便利です。
足元は雪下駄でもいいですが、長靴やブーツを履いてもいいですね。
もんぺを履いて大きなショールでも羽織ればとても素敵だと思います。雪国ならではのスタイルですね。


古いきもので裄や身丈が足りないのですが、なんとか着られる様にできませんか?

A:
裄は反物の幅一杯まで出すことができます。肩に縫込みがあれば、その分だけ長くできますが、手で触れただけで判断するのは、胴裏の生地がゴロゴロしている場合もありますので、注意が必要です。
身丈は内揚げがあれば、それを下げますし、無い場合は、別布を足す事で出すことも可能です。




 

 

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