今年の6月から7月にかけて、おがわや初の和裁講座を開きました。
なかなか針を持つ機会のない昨今ですが、”きものを縫う”というのは、非常にわくわくする響きです。
前からやりたいと思っていたところ、仕立て屋さんのご協力をいただき実現することになりました。
縫うのは和裁の基本、浴衣です。それぞれ好きな生地を持ち寄りました。
アイロンと霧吹きで生地目を整えるところからはじめて、寸法に合わせて柄合わせ、裁断していきます。
初日はアイロンかけるだけでめいっぱい・・
私を含め、皆さんきものを縫うのは初めてということで、思った以上に時間はかかりましたが、少~し苦しみつつも
、和気あいあい、楽しく、一生懸命縫いあげました。
最初は挟んだものの、たるみっぱなしだったくけ台。慣れてくると、待ち針を打つとき、生地の端をくけるときに大活躍です。
昔祖母がこのくけ台を使ってきものを縫っていたのを思い出し、自分も同じことが出来るのがうれしくなりました。
終わる頃には、おぼつかなかった運針が随分早くなりました・・・。
最後にきつけ教室に来て下さっている生徒さんも交えて、縫い上がった浴衣を着てお食事にでかけました。和裁談議に花が咲いたのは言うまでもなく・・楽しいひとときになりました。